"ねこ"と"シュレーディンガー"。
原神のおはなし。
先日、八重神子引こうとしたら、モナがきた。
うーん…。
甘雨持ってないしモルガナ編成組めるわけじゃないため、あまりうれしくはない。
今期も課金コースなのだろうか。
今日、祝福を購入した最初の90原石で一回ガチャを引いたら、綺良々がきた。
元はオス…なるほど。
(猫又に性別が変わるという設定はないものの、伝承では女型で描かれることが多々ある。)
オタクのなんたるかを把握済みというわけか。
Hoyoverse、やるなと、感嘆せざるを得ない。
ちょっと関係あるけどあまり関係ないはなし。
一時期、性別に対するヒトの認知について疑問を抱いたことがあり、まじめに調べていたことがある。
簡単に説明すれば、「容姿で判断するのか、内面で判断するのか」。
近年、TS物の創作が珍しくなくなり、そうゆう作品を嗜む度に妙な気分にさせられた故の疑問であった。
トランスジェンダー問題とかも浮き彫りになってきたことだ。
いや、正確には昔からそのようなヒトタチは存在はしていたと思う。
抑圧されていて、表に出すことを許されなかっただけだろう。
生物学的に性別の定義は、染色体と外見で決定されるケースがほとんどである。
実際に、ヒトにおいては男女の堺があいまいになる事例はほぼないとされる。
どれほど中性的な容姿、中性的な内面であっても、検査することで確定することができる。
では、創作の世界のようにTSという概念を導入すると、もう一つべつの次元で思考することが可能になる。
「元男」もしくは「元女」を、第三者は見抜くことができるのか、という点である。
例えば、ある男性Aが謎の力でTSし女性Aになったとする。
その女性Aは、事務的な手続きのややこしさを除けばおそらくそのまま「女性として社会を生きる」ことが可能である。
そこで、女性Aと知り合いではない第三者Bを用意した場合、その第三者Bは女性AのTSの事実を見抜けるだろうか。
このようなケースを考えると、生物学的には性別が染色体と身体的特徴で絞り込めるのとは別に、「内面的な性自認」という変数に注目することができる。
何故なら、TSした女性A自体は、自身の内面が男性であるということを知っているからだ。
ある種、二分探索的な思考である。
仮に、この世に隠されたTS技術が存在したとして、その場合あなたの周囲の人間の性別は見たままと決定づけられるのだろうか。
そんなことを考えていると、段々と周りが信じられなくなってくる。
周りのヒトが、当人しか知り得ない技術でTSしていていたとしたら、自分がそれを見抜く術は果たしてあるのか?
いつ何時も、前提条件の転倒の原因は、自分には観測不可能な"過去"にある。
そして、その「事実の観測不能」にすら気づけず、己の脳内に展開された世界を事実として参照し続ける者こそ、"バカ"と呼ぶのだ。
量子力学では、自分の"意識"が、現実世界の物理的挙動に干渉可能であることを科学的に証明しようとしている。(コペンハーゲン解釈。二重スリット実験で有名。)
(それを利用した非常にスピリチュアルな理論が出回っているのも事実だが、ほとんどが解釈不足と誇大表現の産物であるように見える。)
これだから、ヒトの認知というものは面白い。
「”Ψ” 見えるままの 花園のように 眠る 」
観測による波動関数 Ψ の収束と、1つの事実の確定。
シュレーディンガーは神たるか?
(この曲、過去トップレベルで歌うまく録れたと思っている自分がいる。)
それだけ。
以上。
おやすみ。