ピザとナナニッパ。

今日は待ちに待った原神とピザハットのコラボ初日。

早速、目が覚めたら注文を入れる。

すぐに届いた。

近所には宅配ピザのチェーン店が密集している。

 

ピザハット 原神コラボ MY BOX

マルゲリータと、ほっくりポテマヨソーセージ。

 

うん。

宅配ピザは安定しておいしいね。

特に、ほっくりポテマヨソーセージ、クセになるおいしさ。

まぁ、炭水化物なポテトに脂質と卵なマヨネーズ、さらにジャンキーなソーセージが合わさって、マズいわけがない。

特製の描き下ろしボックスは、天日で乾燥させて保存する。

オタク心が爆発している。

ポテトとナゲットの油がしみ込んでしまっているのが残念。

 

コラボ特典、原神マルチファイル。

 

特典のマルチファイルは、凝光と夜蘭。

この特典はこの2種類しかないので、コンプリート。

全部夜蘭とかじゃなくてよかった…(笑)

アルミフィルムから開封するとき、2連続で夜蘭出てきたときは、もしや…と思ったけど。

ところでこの二人、ピザなんて食べ物から一番遠い存在な気がするんだけど…。

原神は、日本だとこうゆう大手企業との公式コラボが中国に比べて少ないから、コラボの機会は貴重なのだ。

 

食後のお紅茶。

ピザを食べた後は、友人が誕生日プレゼントに送ってくれた、よい和紅茶をいただく。

ジャンクな食べ物を食べた後、お紅茶は案外さっぱりしていて悪くないから。

まぁ、和紅茶のカップリングにはやはりレモンケーキとか、モンブランとか、マドレーヌとか、そのあたりのスイーツが一番合うんだけどね。

 

 

しばらくお仕事の作業を進めた後、夜に友人に誘われて新宿を散策しに。

 

お買い上げ。

あぁ…またやってしまった。

レンズを買ってしまったのだ。

何時か買おうと思っていたナナニッパ。

これ、状態の割に安かったので、この機に購入。

 

D850に装着した状態のナナニッパ。

うーん、ゴツい…!重い…!

でもこれがあれば、暗い場所や夜間であっても、f2.8通しで明るく撮影ができる。

良いレンズは重くて大きいのだ。

VR(レンズ内手振れ補正)もついているし、SWM(超音波モータ)による高速なAFもついている、ハイエンドなレンズである。

 

試写。新宿の景色。

試写。東京モード学園 コクーンタワー。

等倍鑑賞。

 

うわ…なんだこれ。

とにかくカッチリと映る。

f2.8でこれかぁ…。

等倍鑑賞すると、コクーンタワーの窓の格子すらも見えてしまう。

このシャープさは、Nikkorレンズの強みであろう。

あと、ここまでうまく合焦してブレもなければ、僕も高解像度機を十分使いこなせている証明にもなるだろう。

よかったよかった。

 

…が。

 

このレンズも所詮は中古。

商品説明にはなかった問題点が発覚した。

 

ピントリングをワイド側にいっぱい回すと、内部でなにかが引っかかってしまい、ピント調整が効かなくなってしまう。

現場ではなんとか友人の力も借りてガチャガチャやっていたら引っかかりがとれて動くようになったが、これはいけない。

 

 

レンズ分解。

というわけで、帰宅したら早速分解して修理。

中古レンズの宿命か。

でも、今までこうやって安く訳アリ品を買ってきては直して使っている。

もう慣れたものだ。

修理する技能があれば、周りよりも安く機材を買い漁れる。

これは僕なりの特権であろうと思う。

 

レンズ分解2。

 

分解を進めていく。

Nikkorレンズは、おおよそどれも構造が同じなので、比較的分解しやすい。

また、Canonなどのレンズと違い、レンズの位置が無理やり固定されるような構造になっているため、バラしても調整が崩れにくい。

Nikkor、本当によくできたレンズなのである。

 

作業。

ピントリング位置検出用アブソリュートエンコーダ基板。

 

原因はすぐにわかった。

ピントリングとピント調節用レンズ群の位置を検出しているアブソリュートエンコーダの基板が、経年劣化で反っており、ピントリングと干渉し始めているのである。

ワイド側いっぱいに回すと、この基板とピントリングの摩擦が最大になる点が発生し、そこから内部のレンズ群が回らなくなるのである。

 

この基板、レンズに接着されているだけなので、この形状では繰り返される熱ストレスにより熱膨張率の差から、歪が蓄積していく。

だんだんと円弧が広がっていくイメージだ。

そして、いつかは外側に位置するピントリングに接触し、回転を邪魔する。

なるほど。そうゆう症状もあるのね。

勉強になった。

 

修理方法は、まずホットエアで400度程度の熱風を基板にあて、もともとついている接着剤を柔らかくする。

熱風の当てすぎに注意。

超精密なレンズだということを忘れてはならない。

 

そして、この状態で基板を外側から加圧してやると、基板が内側にわずかに動くようになる。

接着剤に流動性が復元したためだ。

もとの位置になるように基板を加圧し、その状態でネジロックを注入してやる。

正しい位置に基板が動いている状態で、接着剤を追加し対応したのだ。

 

 

修理後試写。

 

ネジロックが乾燥し、加圧を解除しても基板が加圧後の位置から動かなくなったことを確認したら、レンズを組み立てて修理完了。

さっそく部屋の中の1.5mほどの距離にある気象計を撮影した。

 

よし、ワイド側いっぱいまでAFでもMFでも回ってくれることを確認した。

これで実質完動品。

とてもお得な買い物となった。

 

 

さぁ、やっと手に入れたナナニッパ。

撮影がより楽しくなりそうだ。

 

 

今日は気分がよいまま、布団へ吸い込まれることとしよう。

 

それでは、

おやすみ。